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父の哲学

2008年06月25日

「父見捨て 子供プレステ 母エステ」

「このオレに あたたかいのは 便座だけ」

「帰りたい 我が家ではなく あの頃に」

「年収は ゴジラ松井の 一打席」



       サラリーマン川柳より


父の威厳がなくなって久しい。


子供をもつようになって、つい手にした本です。


  ↑父の哲学 渡部昇一著



この本は、別に昔のような頑固親父になれ
と言っているのではなく、

こどもたちに、模範となる父たれ!
父の背中をみてこどもは育つのだから。

ということいっていて、自分自身たいへん身にしみました。


実は、父の威厳がなくなった期間は、
長い歴史からみると短いんです。

戦後から現在にいたる60数年ぐらい。

戦前は、個人相続ではなく、家督相続だったため
家を守るため家長である「父」のもとに家族全員が結集していた。
「家」における「父」の威厳や権威は動かしがたいものだったそうです。

私自身、渡部さんの提案されている、
相続法を見直してもいい時期にきたのではないかと感じます。
(個人相続から家督相続へ。父を尊重し家族がいっしょに住むことで、
親の面倒を子供がみるという年金の対策にもなりますし。。。)

これは、女性をないがしろにするということではなく、
祖父母も父も母も協力して子供の成長を見ていくということ。

家づくりにたずさわるものとしてもそういう仕組みづくりが
必要な時期に来ているのではと思っています。



『子供の一生』の責任は負えませんので、

『子供の成長』に責任をもてる親でありたいと思います。


詳しくは →  父の哲学 著者:渡部昇一 幻冬社 


 


Posted by kenji at 11:46Comments(0)本の紹介