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間伐材を利用した箸置き
2009年11月19日
これ、箸置きです。
ただの木製の箸置きです。
でも、このような物語があればどうでしょう。
この箸置きの材料は、桧の枝打ちをしたときの
枝を利用して作ったものです。
しかも、枝が二股に分かれているところを使っています。
その方が、きれいな柄ができるからです。
昔は、たくさんいた森を手入れする職人さんたちも
今では、片手で数えられる程の人数になりました。
この枝打ちした方も老齢のため今年いっぱいで
引退しようと考えています。
後継者を育てようと頑張ってみたものの
木材の価格の下落により、今では、手入れを
しない山主さんも増えてきました。
この箸置きは、森の恵みをいただいた箸置きです。
大事に使ってくださいね。
ちょっと、違った見方になりませんか?
この箸置きをみると森のことを考えさせられます。